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在宅勤務にかこつけて自宅のデスク周りをアップグレード

京都も緊急事態宣言の対象になった4月中旬、職場で原則在宅勤務のお達しが出た。正直に言えば、3歳と0歳の子供がいる中での在宅勤務には乗り気になれなかった。それでも、社会が急速に変化する中で、自分もまた変化しなくてはいけないと思った。

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あまり広くない部屋に住んでいるので、以前からリビングの端に幅80センチの狭いデスクを置いている。

はじめ、12.9インチのiPad ProをSidecarにして、せめてものマルチディスプレイにした。SidecarはUSBケーブルを使うことで、Wi-Fi経由より安定して使える。またMagic Keyboardのおかげで、画面の角度が自由になる。

在宅勤務がある程度の期間続くだろうと見込んで、ディスプレイも注文した。本当は職場で使っている4Kディスプレイを持ち帰ることもできるのだけど、(どうせ前から欲しかったし、とか)いろいろと理由をつけて買ってしまうことにした。

一時的な在宅勤務のためとはいえ、長く使えるものを買いたい。4K解像度IPSパネル、USB Type-Cで繋ぐことができ、24インチから27インチ、一桁万円台、という条件でいろいろ調べ、候補を3つに絞った。

一般的にはDell U2720Qが一番バランスに優れた選択肢だろう。LG 27UL850-Wも悪くはない。しかしApple製品との連携を重視して、筆者はLG UltraFine 4K Displayを選んだ。画質もすばらしい。皆さんは真似しないでください1

合わせて ディスプレイアームも購入して、デスクに固定している。何年か前にデスクを買ったとき、ディスプレイアームのクランクが取り付けられるものを選んでいた。ディスプレイアームを使うことで、デスクをいくらか広く使える。小さいデスクでは重要なことである。そして何より、子供のイタズラでディスプレイがデスクから落下するのを防げる。

さらに有線LANも使えるようにBelkin USB-C to Gigabit Ethernet Adapter も導入。ディスプレイのUSBハブを活用している。

ディスプレイを購入したことで、生産性が劇的に向上した。ウインドウを並べて作業できる利便性は計りしれない。またUSB Type-Cのケーブル1本で、電源とディスプレイ、そして有線LANの全てにアクセスできる。便利そのもの。

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ともあれ、家族の理解と協力のおかげでなんとか仕事ができている。このご時世にありがたい。私たちは、この不可逆的に変容してしまった社会で、この先も生きていかなければならない。先はあまり見えないけど、できることをやろうと思う。


  1. USB Power Deliveryが何Wとか、入力端子の充実度とか、グレアかノングレアか、DCI-P3あるいはAdobeRGBのカバー率、HDRへの対応、視野角とコントラスト比に最大輝度、スピーカーの有無、応答速度や可変フレームレートへの対応、電源が内蔵かどうかなど、色々な判断材料があると思います。